照光寺では、毎日のお勤めである朝勤行、毎月の写経会の他、毎年特定の時期に行われる年中行事など、檀家の皆様の菩提所でありまた祈願所として、日々様々なご法要ご祈願がお勤めされています。
宗祖弘法大師より1200年にわたり受け継がれてきた教えと法流に基づいた照光寺の伝統行事をご紹介いたします。
照光寺の年中行事
1月の行事
- 新年祝祷会(1月6日)
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新しい年を迎え、その一年の平安と息災を祈る法要です。法要の後には皆様と一緒に照光寺特製のお節料理をいただきます。
- 初観音護摩供(1月18日)
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観音菩薩の年初の縁日でありますこの日に、今年の所願成就を護摩と共に祈念いたします。法要の後にはお茶をいただきながら、住職のご法話を拝聴いたします。
2月の行事
- お釈迦様入滅涅槃会/常楽会(2月15日)
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仏教を開かれたお釈迦さまのお亡くなりになられた日に際して執り行われる法要です。国指定重要無形文化財であるお経『仏遺教経(ぶつゆいきょうぎょう)』をお唱えします。また古来より伝わる伝統供物である「やしょう馬」をお配りしています。
3月の行事
- 彼岸会・納牌供養/お彼岸法要(3月春分の日)
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太陽が真東から真西に沈むこの日は、彼岸の浄土が最も近く、古くからご先祖さまをご供養する日とされます。照光寺では特に、半年以内にお亡くなりになられた方の白木の位牌を祭壇に祀り、法要を執り行います。法要の後には、照光寺特製のぼたもちをいただきます。
4月の行事
- 潅仏会/お花祭り法要(4月8日)
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仏教を開かれたお釈迦さまのお生まれになられた日に際して執り行われる法要です。お釈迦さまの誕生の伝説にのっとり、花御堂を飾り、誕生仏像に甘茶をおかけします。
どうぞお子様、お孫様とお出かけください。
- 大般若転読法要(4月15日)
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大乗仏教(だいじょうぶっきょう)最初にして最大の経典である『大般若経(だいはんにゃきょう)』。これをかの三蔵法師玄奘(さんぞうほうし げんじょう)が翻訳した威徳を称え、執り行われる法要です。全600巻に及ぶ経典を「転読(てんどく)」という変わった読み方をし、その風に触れると功徳があるとされます。
- 蚕霊供養塔例大祭(4月29日)
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岡谷の蚕糸業を支えてくださったお蚕さまをご供養する法要です。年にこの日だけ、蚕霊供養塔の本尊である「馬鳴菩薩(めみょうぼさつ)」が御開帳されます。
7月の行事
- 四万八千日観音護摩供例大祭(7月10日)
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この日にお観音様からお加持をいただくと、4万8千日分の功徳を得られると伝えられているお護摩であります。
8月の行事
- 大施餓鬼会/お施餓鬼法要(8月12日)
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この世には飢えの苦しみから人に悪さをする鬼がいます。ご先祖さまと同様に餓鬼にも施しを行い、私たちやご先祖さまを守ってくださるようご供養する法要です。お盆と密接に関係していることから、一年で最も大きな法事となります。
- 千手観音奉納護摩供(8月17日)
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送り盆に際して、ご先祖さまに対する感謝と安らかなることをお観音さまと共にお護摩でご祈念いたします。照光寺の子供相撲大会や盆踊りもお盆の千手観音奉納のために行います。
9月の行事
- 照光寺夏期講座(9月上旬)
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毎年2日間行われます。初日は講師をお招きして講演をいただき、二日目の夜には皆さんと写経を行います。普段お寺に来られない方にも、これをよい機会にしていただけるよう、多くの方にお声掛けしています。
- 彼岸会・納牌供養/秋のお彼岸法要(9月秋分の日)
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春のお彼岸と同様に執り行われる秋のお彼岸法要です。白木の位牌を祭壇に祀り、御先祖様を供養いたします。照光寺特製のおはぎをいただきます。
10月の行事
- 平岡稲荷例大祭(10月16日)
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照光寺の鎮守である平岡稲荷大明神(ひらおかいなりだいみょうじん)の例大祭です。寺山にある平岡稲荷社に赴き、法要とご詠歌をお唱えいたします。
12月の行事
- 納め観音護摩供(12月18日)
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観音菩薩の年最後の縁日に、護摩の供養をいたします。一年間、無事に過ごせた感謝をいたします。
- 除夜の鐘 二年詣り護摩供(12月31日)
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除夜の鐘をつく傍ら、二年詣りの護摩供を行っています。甘酒やみかんなどの接待をしています。
※年中行事への見学・参拝は自由です。