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宮坂 宥洪( みやさか ゆうこう)
照光寺住職
成田山蓮華不動院住職
智山伝法院院長

月々の言葉と連載法話
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これまでの法話を毎月一話ずつ紹介していきます。また、毎月境内に貼られる月々の言葉を掲載 していきます。

お寺を訪れる人は、住職の「月々の言葉」に励まされています。ご覧になった方の、心の支えになれば幸いです。

今月の言葉

【起源の話⑨】vol.61

ダーウィンの進化論の見直しへ

虱は何十万年かの年月のうちにどんなに進化したとしても、虱以外のものには進化しないでしょう。

虱は始めから虱という完成した形で地球上に出現しました。しかも、どういうわけか人体に発生しました。

虱が虱以外の何から生まれたかは不明です。不明なのだから、不明のままでよしとしなければなりません。

今後、虱が虱以外の何かに進化することはありうるでしょうか。人間にのみ寄生する三種の虱は、人類が滅びたら滅びるでしょう。虱が遠い未来に宿主である人類に進化することは極めて考えにくいことです。こんなありえない話を進化論学者は信じているのでしょうか。生命の系統樹は、それを信じているからつくられたものですが、正気の沙汰とは思えません。

実は米国では現在、多くの州でダーウィンの進化論を学校で教えることに関して激しい論争が広まっていて、さまざまなメディアを通じて、ダーウィン進化論を見直すべきか否かという問題が浮上しています。

かつてブッシュ大統領が、学校ではダーウィン進化論とは異なった考え方を教えられるべきだという趣旨の発言をしたと、ワシントン・ポストが報じて大きな波紋を呼びました。

米国にはこれまでにも聖書原理主義ともいうべき考えが根強くあって、聖書の記載通りに、世界は7日で神が創造し、最後に人間を造ったのであって、それに背くダーウィンの進化論を学校で教えるべきではないと主張する人たちがいました。

だが、昨今、米国で沸騰している論争は、そうした「神」の側からではなく、あくまでも「科学」の範囲で、ダーウィン進化論に真っ向から異を唱えるものです。

それは先述したように、生命の起源やあらゆる生物の進化についてのダーウィンの学説は一つの仮説にすぎないのだから、それを事実であるかのように子供達に教えるのは間違っている、というものです。

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